竹林循環都市北九州(竹の利活用プラットフォーム)

北九州市では放置竹林対策として
さまざまなことが行われています。

「放置竹林」が増えることで生態系の変化や地盤強度の低下、また、野生動物の住処や不法投棄の温床となる場合もあります。北九州市では、危険度に応じてこれまでにも様々な施策を行っています。成長が早く繁殖力の強い竹の整備には、持続的な放置竹林解消モデルが求められます。

生態系を守る&災害を防ぐために侵入竹の伐採と植樹

竹林の状況把握

竹林はその繁殖力の強さから近接する森林へどんどん浸食し、生態系を変えていきます。放置竹林や竹が侵入した森林は、水源涵養や土砂災害防止などの公益的機能が発揮できなくなるおそれがあります。そのため、災害時に被害が大きくなると予想される放置竹林や竹が侵入した竹林については、市が伐採を行っています。

竹林の伐採と植林(転換)

災害時の危険度・被害度は、
① 竹林の傾斜 ② 民家・道路との距離によって決めています。

【 傾斜区分図 】

竹林皆伐 → 植栽(クヌギ等)
● 令和4年:4.81 ha  ● 令和4年:5.39 ha

市民参加型で伐採・運搬・利活用 市民活動の促進

市民参加型竹林管理モデル実証事業

小倉城竹あかり

● 竹林問題啓発
● 集材事業の竹を使用
● 竹灯籠の再利用

竹粉砕機の貸出や助成による竹材の利活用促進

竹の伐採・集材・運搬への助成

【放置竹林解消モデル事業】

竹の伐採から、切断(さ約2m)、竹林より運び出し、トラックにて作業所へ運搬(北九州森林組合 合馬作業所)までをワンセットで行う方へ、経費の一部を助成します。

▶詳しくは整備助成(助成概要)ページへ

竹粉砕機貸出

【竹粉砕機の概要】

● 最大粉砕処理径 12.5cm
● 竹はパウダー状に粉砕も可。堆肥を作ることができる。
● 軽トラックに積載できる。
● かさばる竹を、現地で粉砕処理することが出来る。
● 全長 1620mm × 全幅 730mm × 全高 1270mm

竹粉砕機(株)大橋HPより

竹材の利活用促進に向けて

【 竹材の活用検討 】

● セルロースナノファイバー
● 竹パウダー(土壌改良剤)
● 竹のカスケード利用

▶詳しくは登録会員ページへ