竹林循環都市北九州(竹の利活用プラットフォーム)

マイングループの循環型水平アメニティリサイクル

株式会社マイン

■所在地 〒811-4342 福岡県遠賀郡遠賀町尾崎字馬場久保420-1
■主な内容 放置竹林を活用し、バイオマス原料を製造
■代表/担当 代表取締役社長 舟越 稔
■お問合せ TEL : 093-291-5333  FAX : 093-291-5330  メールアドレス : info@mine-jp.com 

主な事業内容・研究内容

国内で社会問題化している「放置竹林」を活用し、バイオマス原料を製造しています。
この原料を使って、ハブラシやヘアブラシなどのバイオマスアメニティを開発。特に竹林面積の広い九州地方では放置竹林の問題が顕著であり、福岡に本社を構える私たちにとっても他人事ではありません。この増えすぎて厄介者扱いされている「竹」を有効活用できないかと考えたことが、この事業の出発点です。

原料となる竹は、北九州市の企業に協力を依頼して伐採したものを使用しています。バイオマスアメニティは従来の100%プラスチック製品と比較して35%の脱プラスチックを実現しているだけでなく、使用後には資源として回収し、自社でリサイクルも行います。このリサイクル原料を新たな製品の製造に再利用することで、廃棄・焼却時に発生していたCO₂の削減も可能にしました。

2024年に始動したばかりの「循環型アメニティリサイクル事業」。原料である竹の供給元探しから始まり、安定した製造を目指した試作や、製品の品質を保つための研究開発を重ねてきました。その結果、バイオマス原料の製造工場は2024年6月から本格稼働を開始し、遂に成果を形にすることができました。原料の製造からアメニティ製品の製造・販売、使用後の回収・リサイクルまでを一貫して自社で行っている点がこの取り組みの大きな特長です。

この「循環型水平アメニティリサイクル」の取り組みに賛同・協力するお取引先様は日々増え続けています。宿泊業界とメーカーが一体となって進めるこのプロジェクトは、大きな意義を持つ取り組みです。また、2022年4月に施行されたプラスチック資源循環促進法に、宿泊施設や宿泊客の皆様と協力して対応することで、アメニティという身近な存在を通じて環境問題に対する社会全体の意識向上も目指しています。

参考HP▶︎ https://www.mine-jp.com/

「アメニティをアメニティに」